カテゴリー
活動報告

第一歩とその裏側 〜その1〜

ご覧いただきありがとうございます。佐世保ねぶた祭り実行委員会の山下です。最初の投稿は、私達の活動の第一歩となった鶴田町物産展についてです。

2019年7月29日に発足した佐世保ねぶた祭り実行委員会。そんな私達ですが、活動の第一歩を2020年11月14日に踏み出すことができました。

……なんと、最初の一歩を踏み出すのに一年以上の時間を要したことになります。

金もない。技術もない。人脈もない。志だけがあるというところからスタートした1年前。本当に何かができるのだろうかと半信半疑のまま進んできました。手探り状態、行き当たりばったりな部分も多々あった1年でしたが、こうして無事に最初の一歩を踏み出せてほっとしているところです。

さて、記念すべき活動の第一歩ですが、「鶴田町物産展」となりました。私達の団体名は「佐世保ねぶた祭り実行委員会」ですが、最初の活動はねぶた祭りではなく青森県鶴田町の物産展を選びました。

なぜ物産展なのか。それはねぶたが非常に高額……というのもありますが、ねぶた祭りを開催するには、まずねぶたや東北地方のPRが必要と考えたからです。

そもそも、佐世保は本土最西端の地。遠い東北は馴染みがないところです。そんな距離的にも心理的にも遠い場所からねぶた祭りだけ持ってきても簡単には受け入れられません。「ねぶたは佐世保の外のイベント」という認識では、私達が目指す「誰もが楽しめるイベント」になることはできないでしょう。

しかし、PRをするとしても、単にポスターやパンフレットを並べるだけでは不足であると予想しました。これまで関わりのなかった土地の写真が並べられているだけならば、気にはしつつも通り過ぎてしまうでしょう。これでは効果的なPRができません。もっと足を止めてもらう必要があります。

はじめにでも記しましたが、これまで興味のなかったことに興味を持ってもらうには、如何に市民の皆さんが「自分のこと」に落とし込めるかだと思います。

そこで、青森の食品の物産展です。食べ物ならば誰でも関心を持ちますし、知らない土地の知らない食べ物ならば、逆に好奇心で足を止めてくれるのではないか。そういう目論見により、物産展という方針が決まりました。

……というのが2019年夏までのお話です。そこから一年以上の月日を経ての物産展開催。それまで何があったのか。その裏側のお話は次回の投稿にて。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。