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活動報告

第一歩とその裏側 〜その3〜

ご覧いただきありがとうございます。佐世保ねぶた祭り実行委員会の山下です。今回も引き続き、活動の第一歩である鶴田町物産展の裏側についてです。

みちのく夢プラザの出張物産展にちょうど良さそうな「くっけん広場」という会場を見つけた佐世保ねぶた祭り実行委員会。早速みちのく夢プラザに連絡し、前向きに検討していただくことになりました。

検討に際し、実際に会場候補を視察したいということでみちのく夢プラザの担当者様が佐世保に来訪。代表の井手が対応します。

現場視察が9月末。その後しばらく開催決定の連絡が出ない期間が続きますが、決定した場合に備えて広報手段の確保に乗り出します。

イベントにおいて広報は大切なものですが、佐世保ねぶた祭り実行委員会は無名の団体であるため、メディアに掲載してもらうというのは簡単ではありません。無料で多数の市民にイベント情報を知らせるならば「広報させぼ」が思いつきますが、私達の力では掲載してもらえず、別の道を探します。

結果として、伝手のあったローカルテレビ局であるテレビ佐世保と、市内イベントを通じて記者と知り合った地元紙の長崎新聞社の掲載は見込みが立ち、会場となる四ヶ町商店街の掲示板にもチラシを掲示していただけるよう話が進みました。

ちなみに、たとえ無名の団体であっても佐世保市役所秘書課広報係を通じて佐世保市政記者クラブに加盟する各種メディアへと無料で情報提供することが可能です。詳しくはこちら

先の話となりますがこのルートにより、西日本新聞社に鶴田町物産展の情報を掲載していただくことになりました。掲載されるかはわかりませんが、無料でメディアに情報提供できる貴重なルートです。

広報手段の開拓をやっているうちに時間は経過し、12月。みちのく夢プラザより物産展開催の通知がやって来ました。

この時点では、物産展の運営や会場使用料金の支払いはみちのく夢プラザが行い、佐世保ねぶた祭り実行委員会は広報活動と当日の支援をする予定となっていました。

開催日時は、2020年3月28日〜29日にかけての2日間。

広報活動は基本的にこちらが担当することとなったため、開催決定以後はFacebookでの周知準備や会場のくっけん広場との調整を行います。

そして開催を間近に控えた2月。青森県鶴田町の方より「物産展をするなら鶴田町の商品も販売してもらえないだろうか?」との申し出。是非やるべきと考えた私達は大急ぎで「鶴田町物産展」の計画書を作り、みちのく夢プラザとくっけん広場の了承を得ます。

最初の一歩までもう少し。大忙しで準備に取り組む私達を待っていたのは……。

新型コロナウイルスという災害でした。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。